夢見るみたい

minimocha2013-01-22

発売されて1ヶ月近く経っているけれど天使の檜舞台の白昼夢の諸々を。
メンバーそれぞれの想いは12年分あって、12年分のパワーアップもしていて、それはもうとても良いライブだった。有紀がファンのことを気遣う言葉を何度も繰り返していた。メンバーにはあんまり背負いすぎないでほしい。
12年前から華月との長い長い対話が始まって、それは今も続いていて、その事実を受け入れられているのかいないのか。自分でもよくわからない。
当時、Raphaelはメンバーも自分も10代でそのメッセージ性の強い歌詞もあって共感どころか依存していてRaphaelが自分の道を照らしてくれる存在で、道しるべで。活動休止が決まったときは足がすくみ震えた。メインコンポーザーだった華月の不在でそれは当然だし、実際ファンもメディアも自然の成り行きとしていた。けれどダメだった。理解はしていたけれどその事実を拒否して思考停止していた。「でも嫌だ。でも無理だ」しか考えられなかった。

人間関係に悩んだり、自分のことが嫌いになったときにRaphaelを聴いて、ラジオでのメンバーの言葉を聴いて癒された。それは今も変わっていなくて。去年、信じていた人からの手痛い裏切りがあってショックだったときも、Raphaelに助けを求めていた。10代の頃から全然成長してないし自分にイヤになったりするけれど、どうしようもく息苦しいときに自分にはRaphaelしかない。Raphaelについては盲目的なところがあるのかもしれない。
今回の再演も色んな意見があっただろうけれどRaphaelのメンバーがまた集うっていうことは本当に嬉しかった。有紀がブログで10年分の想いを書いていたとき、「お前が逝けばよかった」という言葉がぶつけられることも多かったと知って、Raphaelのメンバーにどうしてそうなるのかと怒りとその考えが不思議すぎてわからなかった。今回の再演でサポートの方々含めメンバーにそういう言葉がないといいな。
あの2日の再演でがあって、また何年後かにあるかどうかわからないけれど、Raphaelの面々が集って再演を夢見て、やっと活動休止の事実を受け入れる姿勢が出来た気がする。