6月分

最近結構読んでいるけど、暑くなってきたのでこれからは読書量落ちそう。暑いともう何もできない。冷房は苦手だし夏って年々苦手になっていく。辛い。


6月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:6694ページ
ナイス数:106ナイス

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)
ますます中学生の頃の小佐内さんに何があったのか気になる。そしてやっぱり小佐内さんかわいい。復讐に燃えるところもなお良し。これから二人の関係はどうなるのか楽しみ。
読了日:06月30日 著者:米澤 穂信
ユリゴコロユリゴコロ
美紗子はどうして人を殺しても何にも思わないどころかユリゴコロを感じる人間になったんだろう。美紗子の罪を家族が背負ってしまい変わりに罪滅ぼしをしているのが読んでいて悲しかった。亮介は血が繋がっていなくても父親に似て女性の全部を受け止めて理解していていいなぁ。
読了日:06月29日 著者:沼田 まほかる
ミーナの行進ミーナの行進
中学生になる女の子が自分と少しの大人しか周りにいない小さな世界から出て新しい場所に行くのに不安を覚えるのがすごくわかる。そしてその新しい世界での生活が、人も周りのモノもこんなに夢のように素晴らしいものなんて。少女の頃に無条件で愛されるってことはどれだけ大切かってことに尽きる。この1年間を抱えて生きていけるってことがただただ羨ましい。
読了日:06月28日 著者:小川 洋子
ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)
あぁ面白いこの先どうなるんだろうと思ったのもつかの間よくわからない。あ、やっぱり面白くなってきた、やっぱよくわかんないの繰り返しでした。狂っているかどうかは紙一重だし、狂っていないからって生き易い世の中ってわけでもないんだなと思った。「胎児の夢」が面白かった。
読了日:06月26日 著者:夢野 久作
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)
読了日:06月24日 著者:夢野 久作
石の猿〈下〉 (文春文庫)石の猿〈下〉 (文春文庫)
今作もハラハラする場面が多くて楽しかった。アメリカ人が外国人を描くとき、よりその外国人っぽくするための過剰さが目立つ気がするけど、それがあまりなく許容範囲内でよかった。ソニー・リーがかっこよすぎる。リンカーンアメリアの子供のことなど今後どうなるか気になる。楽しみ。
読了日:06月22日 著者:ジェフリー ディーヴァー
石の猿〈上〉 (文春文庫)石の猿〈上〉 (文春文庫)
読了日:06月21日 著者:ジェフリー ディーヴァー
粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)
前作の拷問シーンなどに嫌悪感を覚えつつもこの作品にも手を伸ばしてしまった。もうあんなシーン読みたくないと思いつつも今度はどんな怖い場面があるんだろうとほんの少し期待してしまっていた。前作よりも読みやすくて雪麻呂と富蔵の掛け合いがかわいらしくてラストもなるほどと思える終わり方で良かった。
読了日:06月18日 著者:飴村 行
ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔
前作を読んだのが10年くらい前なので覚えていなくて、この子ってこういう子だったけな、と手探り読んでいました。色んな弊害がありすぎてこんな時代はこないんだろうと思うけど羨ましい部分が多いな。
読了日:06月17日 著者:京極 夏彦
少女外道少女外道
人に隠している想いや倒錯的なものをいやらしくなく美しく描いてあって溜息が出る。汚い部分も入っているんだけど、飾ってない、嘘のない話ばかりでした。「少女外道」「隠り沼の」「標本箱」「祝祭」が好き。
読了日:06月14日 著者:皆川 博子
TYOゴシック (モンキーブックス)TYOゴシック (モンキーブックス)
説明が多くないので何の話なんだろうと思っているうちにどんどん話が進んでしまう。理解しようとするんじゃなくてこの東京を楽しめればいいのかなと思った。「鰓で呼吸する」が好きでした。
読了日:06月12日 著者:古川 日出男
ロスト・シンボル 下ロスト・シンボル 下
徹底してエンターテイメントで、実際シリーズ作品が映画化しているんもあるけどハリウッド映画のよう。次々と襲い掛かる危機を回避していくとこなど特に。フリーメイソンにますます興味が出た。
読了日:06月11日 著者:ダン・ブラウン
ロスト・シンボル 上ロスト・シンボル 上
読了日:06月10日 著者:ダン・ブラウン
炎上する君炎上する君
ほんの少しの不思議さが良かった。どの話も現実に折り合いがつけられない不器用な女性っていうのも好き。特に「太陽の上」「空を待つ」「炎上する君」が好きでした。
読了日:06月08日 著者:西 加奈子
妖女のねむり (新潮文庫)妖女のねむり (新潮文庫)
転生で全部済ませてしまうのかなと少し不安に思いつつ読み進めていたけど、もちろんそのまま終わるはずなかった。さすが泡坂さん。
読了日:06月08日 著者:泡坂 妻夫
聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)
前作もそうだったけど緑子や周りの人が性に奔放すぎてすごい。出てくる人が性を超越しすぎていて置いていかれる感があったり、山内の緑子への暴行はなんで?って思ったがそれでも面白い。女性性と上手く向き合っている緑子はやっぱり強い。麻生龍太郎シリーズも読みたい。
読了日:06月05日 著者:柴田 よしき
まほろ駅前番外地まほろ駅前番外地
前作に出てきた人物について色々知れたりできて楽しかったが、前作と比べると悪くはないけど、何も残らない感じでした。行天のはちゃめちゃぶりが増していた気がする。続編あるのかな、という終わり方。
読了日:06月03日 著者:三浦 しをん
蝶
どの話も戦中戦後の時代と皆川さんの持つ世界観がはまって背徳的な美しさがある。短い話だけど濃厚。「妙に清らの」「遺し文」が好きでした。
読了日:06月02日 著者:皆川 博子
青年のための読書クラブ青年のための読書クラブ
みんながみんなかわいい。特別な人が主役じゃなくて読書がすきな普通の高校生が主役なのがいい。やっぱり女子高には男の子の役回りが必要。
読了日:06月01日 著者:桜庭 一樹

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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